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鮨の名店「すきや橋次郎」
記事No.35 投稿日:2014.08.19 11:20:36(この記事が親記事です。)
投稿者:鱈
一生に一度は食べてみたい、食べられるだろうか?といつも思うのは鮨の名店「すきや橋次郎」。 ミシュラン連続三ツ星、多くの料理評論家が絶賛、フランス料理の王様であるジョエル・ロブション氏も訪れ、店主である小野二郎氏とは互いに尊敬しあう盟友のようだ。 鮨職人が握る鮨は芸術品のように洗練されてシンプルなのに奥行きがある味だという。こればかりは食べてみないと分からない。 以前、ドキュメンタリー映画でその仕事ぶりを垣間見る機会があった。鮨を握る以前に殆どの仕事は終わっているという。食材の美味しさを極限の所まで引き上げる下処理に、拘りを持って黙々と毎日続ける姿に胸打たれた。あの腱鞘炎になるほど叩きまくって柔らかく仕上げた蛸を食べてみたい。何年も何年も繰り返し修行された卵も穴子もどんな味がするのか経験してみたい。 しかし料金も相当の覚悟がいる。お任せで3万円からとなっているからだ。 次々と握られる鮨は約20カン。だいたい20分から30分で食べ終わるというから驚きだ。 最高級鮨でファーストフード。元々鮨は江戸時代に屋台で始まった日本のファーストフードなのだけど、この鮨はソウルフードでもあるように思う、どうしても行ってみたい店なのだ。